バドミントンの歴史
バドミントンを行う上で、歴史を知っておくのは決して無駄な知識ではないと思います。かつてバドミントンは、「バトルドア&シャトルコック」といって、一人で何回「天突き」ができたかを楽しむものだったそうです。
突いた数だけ生きられるとして余命遊びなどといわれていました。ラケットの面は天を突きやすいように、ウエスタングリップだったそうです。
その後、顔が正面にむいて、二人でラリーをするようになりました。初めは、攻撃的要素はなく、ネットもなく、ルールもありません。その後、二人の間にネットをいれて、エリアを区切ることで攻撃的要素が生まれますルールも制定されてきます。
当時は直接球を手で触るスポーツは低俗だという考えがあり、身分の高い階級層は、バドミントンのような道具を使うスポーツを好んでいたようです。
そして、1800年後半になると、正式なルールが制定され、シングルス・ダブルスの近代バドミントンの原型が確立しました。
道具も進化し、重量の軽量化・耐久性の向上など、よりスピードとパワーを求めるようになったようです。また、このころになって屋内でプレーするようになってきたようです。
最近ではスポーツ科学の進化で、トラベリング技術・トレーニング技術も向上しています。新たなバドミントンの世界が広がってきているのです。